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中学に向けた小学校での準備!2つの視点で解説。

あっという間にうちの子も6年生。

中学生に向けてそろそろ準備が必要だわ。

小学校もあっという間でしたね。中学校は科目が増えたり、定期テストがあったりと、色々と変化がありますね。
こぐま先生
環境の変化もあるし、せめて勉強の不安だけでも今のうちに取り除いてあげたいわ。
そうですね!勉強に関しては今から準備が可能です。今回は中学に向けた準備についてお話しましょう!
こぐま先生

中学に向けた準備について

今回は、お子さんが中学生になるにあたって、何を準備すれば良いのかをお話ししましょう。

ポイントは主に2つ。

①学習姿勢

②教科別の準備

こぐま先生
順番にお話していきますね。

①学習姿勢

中学に向けて学習姿勢を整えておく必要があります。

今回は、小学校高学年を対象にお話するので、

お子さんがまだ、小学校低学年の場合は下記の記事をご覧ください。

まずは小学校成功のための、低学年からの成功の秘訣が載っています。

 


さて、中学準備に向けた学習姿勢として、

特に重要なのが、学校の宿題の取り組みです。

中学校と小学校の違いの一つに、

学校の宿題が毎日出ない。

ということが挙げられます。

じゃあ、中学校はいつ宿題が出ているのかというと、

定期テスト1週間前に、

これまで習った内容が一気に宿題として出ます

そのため、テスト1週間前に、国語10ページ数学20ページなど、一気に課題を出されます。

子どもたちによっては、テスト前にこの課題を解くことで精一杯になり、

子ども
テスト対策なんてやる暇ない!

となってしまいます。

そのため、

今のお子さんは宿題をギリギリにやっていないか、

宿題の取り組みはいい加減でないか、

を考える必要があります。

宿題は1日の中で時間を決めて取り組ませるようにしてあげてください。

16時頃に帰宅するのであれば、そのまま宿題を終えてから遊びに行くや

夜20時~21時は勉強する時間と決めてしまえば、それを中学でも続けるだけで良いのです。

ポイント

今のうちに習慣をつけさせることが大切です。

また、宿題をやってやりっぱなしで終わってはいけません。

きちんと丸付き、間違えた理由の確認が必要です。

定期テストでは、学校課題の類題が出題されることはよくあります。

そのため、

宿題でできなかった → しっかり振り返ったからテストではできるようになった!

としてあげないと課題の時間が無駄になりますし、

成果にも繋がらず、よりやる気がなくなります。

もし丸付きして宿題を終えているのであれば、振り返りをしっかりさせてください。

ノートの間違えた問題の横に、間違えた理由を赤字で書かせてもいいです。

そういった振り返りのクセをつけていれば、

課題の取り組みもやりっぱなしにならず、効率が上がります。

今のうちに、しっかり習慣にさせてあげてください。


②教科別の準備について

主要教科の準備に関してお話します。

ただ、

理科や社会に関しては、特別準備は必要ありません。

小学校の理科や社会の内容を覚えていれば、中学の勉強は楽にはなりますが、

原則理科・社会は中学で学び直しがあるため、

中学からしっかり勉強を頑張れば定期テストの点を取ることができます。

逆に、国語・算数・英語は、小中の接続があるので、

中1から点数が取れない場合は、小学校から躓いている可能性大です。

今のうちに、国語・算数・英語についてどう準備をすればよいかお話しますね。


国語編

主要3教科の中で一番準備が必要な科目はなにかと問われると、

私は国語と即答します。

中学になると、英語と数学の勉強に時間を取られ、国語の勉強に時間を取ることが難しくなります。

そのため、小学校のうちにしっかりとした勉強が必要になります。

しかも、国語は5教科の中で、コア・カリキュラムと言われており、

どの科目を勉強するにあたっても、国語力が必要となってきます。

子どもたちが中学生になり、

子ども
理科・社会の先生の言っている意味がわからない

と言う場合は、読解力がネックになっている可能性が高いです。

しかもこの読解力は、簡単にはつきません。

語彙力や想像力、文脈把握力、指示語が正しく捉えられているかなど、

様々な能力が混ざり合って読解力になります。

そのため、中学でそこまで時間を割けないので、

小学生のうちに読解力をつけさせることは非常に重要になります。

そのために重要なことは、

たくさんの本に触れることです。

正直、当たり前じゃん!と思ったかもしれません。

ただ、その当たり前を実行していくしか、

読解力を上げる道はないのです。

うちの子、全然本を読まないの。

という場合は、まずはご両親が過去に読んだ面白かった本を勧めてあげてください

これ、「こんな話で面白かったの。ぜひ、読んでみて」と伝えてください。

読書は本来、学びと同じで楽しいものです。

「へ~、なるほど~」と知らなかったことを知れたり、

この後どうなるのかとハラハラ・ドキドキしたり、

感動して涙を流したりするものです。

その感動の一部を本の紹介として、子どもたちに伝えてあげてください。

それでもなかなか読まない場合は、時間を作って、一緒に1章までと決めて、

一緒に本を読んであげてください。

それが大切な第1歩です。

読みなさいと言われてもなかなか読まないものです。

子どもたちに寄り添って、子どものときに絵本を読んだような形で構わないので、

一緒に本を読んであげてください。

逆に、

うちの子、本を読んでいるのに、国語の点が取れない

という保護者もいらっしゃいます。

それは子どもたちにとって、読書が目の運動に近い状態で、

内容が頭に入っていない可能性が高いです。

その際は、感情を込めて音読させてみてください。

それだけで、漢字が読めていない、分からない言葉がある、状況が把握できていないなどが人目で分かります。

ぜひ試してみてください。

生徒をたくさん指導しているのでわかるのですが、

読解力は本当に大切です。人との接し方、コミュニケーションにも関わります。

ぜひお子さんと頑張って本を読んであげてください。


算数編

中学校で数学ができていない子のほとんど(というか100%)は

小学校の算数ができていません。

しかも、

小学校の算数のテストができているからといって、小学校の算数ができているとも限りません。

これは紛れもない事実です。

小学校の算数のテストは80点以上だったのに、

中学に上がり、ドンドン点数が下がったということはよくあります。

なぜなら、

小学校の算数のテストは、各単元の勉強後にテストがあるからです。

そのため、子どもたちは高得点を取ることは難しくない状態になっています。

しかし、小学校では復習の機会がほぼありません。

「単位量あたり」の問題や、「速さ」の問題は、

小学校で一度触れた後、次に触れるのは中学校です。

となると、覚えてない。。。となるのは当たり前なのです。

そのため、中学に向けて様々な単元がしっかり解ける状態にしておくことが準備として必要です。

中学で、速さってどうやって出すんだっけ?とは言ってられません。

どの単元でもある程度答えられる状態にするために、

小学校の復習ドリルや問題集を解いて、各単元が解ける状態にしておきましょう。

それが中学に向けて大切なことになります。


英語編

2020年の4月から、小学校5・6年生から英語が教科化されました。

それに伴い、中学1年生の最初の定期テストはかなり様変わりしました。

アルファベットや簡単な挨拶などの問題は極端に減り、

be動詞、一般動詞、canなどが最初のテストから出題されるようになりました。

つまり、算数と同じように小学校と中学校で英語が接続されるようになったのです。

そのため、これまでの英語の認識から大きく改める必要があります。

算数と同様、英語でもこれまで習った単元はしっかり押させておく必要があります。

特に上記の3つの文法は最低限押させてください。

また、単語もしっかり覚えさせておく必要があります。

これまでの学習指導要領では英単語数が、中学校1200語、高校1800語でした。

しかし、現在の学習指導要領では小学校600語~700語、中学校1600語~1800語、高校1800語~2500語です。

これまでの学習指導要領でも、「単語が覚えられない!」という子どもたちはいましたが、

今はそれ以上です。

つまり、中学1年生になった時点で、小学校の700語を全然覚えていないとなると、

もうそれだけで中学の成績が厳しい状況になることが予想できてしまうのです。

ぜひ、今のうちに3つの文法と英単語を、マスターさせてあげてください。

英検5級を小学校のうちに合格するのはわかりやすい目標となります。


まとめ

中学の準備として、まずは「学習姿勢」から整えてあげてください

細かくは記載しませんでしたが、

時間を決めて宿題に取り組む・遅刻しない・聞く姿勢を取る・ノートをキレイにまとめるなど、

小学校のうちに当たり前のことを当たり前にさせるようにしてください。

そして、教科別の準備です。

国語は、本を読む習慣をつけて読解力をつける

本を読まない場合は、ご両親が読んだオススメの本を少しだけ内容を伝え、読ませる。

それでも読まない場合は、時間を取って、一緒に読む。

算数は、小学校が復習の機会がないので、各単元の復習を行って、

どの単元でもしっかり答えられるようにする

英語は、be動詞・一般動詞・canの文法はしっかりおさえる

英単語もしっかり覚えさせておくこと。

です。

一度に全ては難しいので、本人の様子を見て、優先度を考えていきましょう。

焦らず一つひとつ進めることです。

一緒に頑張っていきましょう。

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