中学生

2学期を制するものはその学年を制する!2学期に気をつけるべきポイント3選

あっという間に夏休みが終わってしまったわ。
2学期に入りましたね!ここから勉強の踏ん張りどころですね!
こぐま先生
え?2学期は今までとは違うの?
2学期にテストの点数を落とす人はたくさんいます。2学期をどれだけ上手く活用できるかでその学年の成功が決まると言っても過言ではありません。今回はそちらについて話しましょう!
こぐま先生

 

2学期の重要性

2学期(9~12月)の学習に関しては、

3学期制の中でも期間が最も長く、重要単元が目白押しです

例えば、英語と数学で例を挙げてみましょう。

2学期の内容

◯英語

中1:3人称単数形、現在進行形

中2:不定詞、比較級

中3:分詞、関係代名詞、間接疑問文

◯数学

中1:方程式、比例・反比例、平面図形

中2:1次関数、図形の合同と証明

中3:2次方程式、2次関数、相似

上記の内容を見て、

あ~、こんなのやったなぁ~。

と思った方も多いのではないでしょうか?

印象に残っているものほど難しく、

これからの勉強に強く関わり、何度も出てくるものです。

2学期の単元を抑えることが、

これからの勉強の成功に非常に強く関わるので、

これからお話しするポイントを抑えて、

子どもたちを大きく成長させていきましょう!


2学期成功のためのポイント

①前提:1学期の内容をきちんとおさえる。

当たり前の話ですが、2学期に成功するためには、

1学期の内容をきちんと抑えられていることが前提となります。

学習は原則積み上げ方式です。

過去のことがわかっている状態で、次の単元の話が始まります。

過去の話がわからない限りは、次の単元の理解はできません。

1学期の点数が悪ければ復習することはもちろんのこと、

良くても復習をしっかりする必要があります。

なぜなら、

ポイント

・夏休み中に、忘れてしまう可能性がある

・1学期のテストは難易度があまり高くない可能性がある

からです。

学校の先生が最初から全力でテストを作ってくるというのは、

あまり見られません。

徐々に難しくすることが多いです。

そのため、1学期の点数に油断をせず、

1学期の曖昧だった理解を深化させる必要があります。

答えを出すことを目的とせず、

なぜそうなるのかを考える訓練を行い、

しっかりと復習をさせておきましょう。

②学習時間の確保を行う。

2学期は体育祭や文化祭、校外学習などイベントが目白押しです。

そんな中で勉強は重要な単元を進めていくので、油断ができません。

塾や家庭教師を利用したり、

宿題や自習の時間を取ったりして、

学習時間を必ず取るようにしてください。

学習量を増やさず、成績を上げることは不可能です。

そして、なにより大事なことは

間違えた原因を明確に掴む練習をさせることです。

例えば、間違えた理由が「計算ミス」ではいけません。

・方程式の計算で移項する際、符号を変えてなかった

・1次関数で、y座標の約分をし忘れ答えを書いた

・2次関数で2乗する際、「ー」を「+」にしていなかった

など、必ず具体的にさせてください。

そうしなければ、いつまでも同じミスをします

量を増やしつつ、質を上げるために、

しっかり振り返りは行わせてください。

③理解が曖昧なまま進ませない。

2学期の内容は1学期に比べ、

きちんと理解をさせないと今後苦しくなる単元が多く出ます。

例えば、英語では複雑な文法、数学では文章題を学びます。

この時に、

子ども
答えが出たからいいや!

でいると、必ず破滅します

なぜこの語順になるのか、

なぜこの立式になるのか、

を考えさせるようにしてください。

その方が、応用が効きますし、何より忘れにくいです

人は知識から理解に落としこむと忘れにくくなります。

例えば信号は、「青・黃・赤」「赤・黃・青」のどちらでしょうか?

信号で最も見るべき色は「止まれ」の「赤」です。

日本は運転席が右側で、左側に街路樹があることもあり、

運転席から見やすい右側に「赤」を置いています。

そのため、答えは「青・黃・赤」となります。

こんな風に「青・黃・赤」で丸覚えすると、

なかなか覚えられないのですが、

こういう理由でこうなっていると分かれば、忘れにくいのです。

少し話が脱線しましたが、

2学期は重要な単元が目白押しです。

2学期以降も習った内容を再び使用することが多いので、

2学期だけを乗り越えると考えず、しっかり理解に落としこませましょう。


まとめ

今回は、2学期成功のための秘訣に関してお話しました。

ポイントは下記の3つでした。

ポイント

①前提:1学期の内容をきちんとおさえる。

②学習時間の確保を行う。

③理解が曖昧なまま進ませない。

2学期の内容を理解できれば、

子どもたちは大きく力をつけ、

自信をつけます。

この成長チャンスを逃さず、

大きく成長させてあげてください。

-中学生