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中学理科の点数アップ法 この考え方で90点以上は取れる!

理科は暗記なのに、なぜうちの子は点数が上がらないのかしら?

理科は単元によって暗記だけでは上手くいかないので、注意が必要です。

そうなのね。理科は社会と同じで暗記すれば点数が上がると思っていたわ。

英語や数学と比べると、中学理科は暗記で対処できる部分の多いですが、
上手くいかない部分もあります。しっかり説明していきますね。


前提:理科は暗記と計算に分かれる

昔、理科は1分野と2分野に分かれていました。

1分野:化学、物理   2分野:生物、地学

ざっくり分けると、1分野が計算メイン、2分野が暗記メインとなります。

と言っても、2分野でも、湿度の計算や地震の到達時間など、

理科から計算は切っても切れない関係にあります。

そして、この計算の割合は、中学1年から3年にかけて増えていきます。

中3の化学の「イオン」、物理の「運動とエネルギー」、生物の「遺伝」、地学の「宇宙」は、

どれをとっても、計算や数学的思考とは切り離せない関係にあります。

中1はなんとなく点数は取れていたが、徐々に点数が下がってくるのは、

この数学的思考を養う時間が取れていないことが主な原因です。

そこで、下記の対策が必要です。

2~3週間前:暗記を徹底しよう!

色々と理科は計算が大きく関わると話をしましたが、

そうは言っても、暗記ができていなければ問題の理解もできません。

知識を最初に入れる必要があるので、

テストの2~3週間前は、暗記を徹底させてください。

暗記は主に、重要語句と公式です。

重要語句は、点数の底上げに繋がり、

公式は次のステップに足をかけるための準備だと思ってください。

そうしないと、レベルを上げることができません。

暗記は、問題を解くことが手っ取り早いです。

そして、暗記は覚えられていないところの問題だけ解いてください。

覚えているところに時間を割く必要はありません。

テスト直前~2週間前:計算の徹底演習

基礎知識をつけた後は、計算の演習です!

特に学校で出されている課題は、最低でも2周しましょう!

え~!2周なんて無理!と言う人もいると思います。

ただ、全員課題提出のために、1周はしています。

あとは、

できなかったところをもう1周するだけです。

そこでも大切なのが見直しです。

間違えた問題に対し、

 ①なぜこんな立式になっているのか

 ②どういう間違いをしたのか

 ③どうすれば正解にできたのか

を考えるようにしてください。

その振り返りがなければ、同じ間違いを繰り返してしまいます。

ここが次のステップに上がるための大切なポイントです。

ぜひ意識してください。

まとめ

今回は、理科の点数アップ法について説明しました。

暗記と計算のスケジュール分けが一つのポイントとなるので、

ぜひ意識して取り組んでください。

引き続き一人でも多く、子どもたちが笑顔になるように情報発信をしていきます。

頑張ってください。

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